谷合竜馬の脳内ブレスト会議

世の中をおもしろく、自由に生きることとは?

バーテンダーの価値ってなんだ?

どうも、久しぶりにブログを更新します。

 

昨年の8月に独立してから早半年ほど立ち、昼はフリーランス

夜はバーテンダーという二足の草鞋生活をしております。

 

バーテンダーってなんでしょうかね?

 

BAR=棒

TENDER=優しい、親切な、思いやりのある

 

ということは、「優しい棒!?」

 

ちなみに、私の大好きな「バーテンダー」という漫画では、

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「優しい止まり木」と言っている。

 

ただの棒(BAR)に人(バーテンダー)が関わることで優しさ(TENDER)が生まれる。。。らしい。。。(かっこええ)

 

また、この漫画では、こんなことも言っています。

「人はバーテンダーという職業につくんじゃない」

バーテンダーという生き方を選ぶんだ」

 

 

つまり、バーテンダーが提供している価値は、お酒で相手を酔わせることではなく、"思いやりを持って相手に接する"という行為そのものだということ。

 

一言で"思いやりを持って相手に接する"と言っても、いろんな人がお店に来る中で、得意な人もいれば、苦手な人もいる。来てくれた人全員に満足してもらうことは意外と難しい。

 

もちろん、技術を高めることは必要だと思う。

けど、それ以上に、来てくれた人の時間の中で自分に何が提供できるのか?そんなことを突き詰めていくことが重要なのかもしれない。

 

同じお酒を提供するにしても、「今日の気分はどうかな?」「胃が疲れていそうだから、ちょっと弱めに作ろうかな」「落ち込んでそうだから、ガツンとしたものを作ろうかな」など相手の様子で作るお酒は変わる。

美味しいお酒には正解がない。

 

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で、そんなバーテンダーという生き方に何故、今、面白みを感じているのか?

 

というのは、これからは「いいひと」じゃないと生き残れない世の中になるから。「いいひと」とはつまり、「自分に何をしてくれるわけでもないんだけど、なんとなく会いたくなるひと」。

 

どうして「いいひと」でないと生き残れないかというと、ざっくり説明すると、SNSが発展している世の中において、国民全員が発信者に回る時代になった。

その時代の中で、何かを隠して発信することは難しい。

また、発信しないということは、この時代で"存在しない"ということも同然である。

物理的な距離が離れていたとしても、例えばSNSのタイムラインでよく見かけているひとに対しては親近感を感じるが、会社が同じでもプライベートについて何も見えない人に関してはよくわからない(親近感がない)人になってしまう。

つまり、距離<<<<発信であり、発信することで距離が縮まる世の中になっている。

 

話を戻すと、「いいひと」には、自然と人が集まり、勝手にその人について発信する。すると、発信された先でその人の親近感が高まり、より身近になって来るというわけだ。

 

ちょっと難しい話になったけど、簡単に言うと、バーテンダーというのは「いいひと」であるという生き方であり、「いいひと」になることによって、人との距離が縮まる。

 

人との距離が縮まることがこれからの世の中において必要だという話はまた今度書こう。

 

そんなこんなで今渋谷のcafe&bar Encounterで日替わり店長をしています。

(遊びに来てね〜〜笑)

cafebar-encounter.com